
実家の床で、母が転んだ。
つまずいたのは、床の
延長コード1本でした。
実家に帰ったお盆の午後、母が居間で転びました。76歳です。骨折はありませんでしたが、原因を確かめたその日から、家の中の見え方が変わりました。同じことがうちの子にも起きかけていたと気づいたのは、そのあとです。長くなりますが、書き残しておきます。
- 母が転んだ原因は、居間の床を横切っていた延長コード1本でした。
- 消費者庁の資料には、対策として「束ねましょう」ではなく「通り道にこないように」と書かれています。
- 記事で紹介する充電器は、事故を防止する製品ではありません。変わるのは、床にコードを出さずに済むことだけです。
ドン、という音が、
台所まで届いた。
お盆で実家に帰っていました。私は台所で洗いものをしていて、母は居間にいました。上の子(5歳)はテレビの前、下の子(1歳6か月)は座卓のそばで遊んでいました。ごく普通の、夏の午後でした。
湯のみが転がる音がしました。
上の子が「ばあば、ころんだ」と。

そのコードは、
8年前からそこに
ありました。
すぐに立ち上がろうとするので、止めました。次の日、病院でレントゲンを撮ってもらいました。骨折はなく、打撲という診断でした。
「大丈夫、大丈夫」と母は言いました。毎年帰っている家です。私も、そのコードを何度も見ていたはずでした。それでも一度も、危ないと思ったことがありませんでした。
その夜、もうひとつ思い出したことがあります。

その1時間前、
息子も同じ床に。
1歳6か月の息子が、座卓の下の充電ケーブルを引っぱって遊んでいました。私は「だめだよ」と言って手から離させました。それだけでした。危ないものだとは、思っていませんでした。
今回は打撲ですみました。でも、次も打撲ですむとは限りません。その日から、よその家でも床を見るようになりました。
床の、たった1本。
原因は転倒で亡くなる人は、
交通事故より多い。
その夜、子どもたちが寝てから調べました。「高齢者 転倒」で出てくるのは、体操や筋力の話ばかりだと思っていました。実際に読んだ公的機関の資料には、もっと具体的なことが書かれていました。以下は、すべて公表されている数字です。
(令和2年)
死亡者数
交通事故の約4倍
しかも、その多くが
「自宅」で起きています。
自宅で起きた割合
寄せられた事故情報
必要なけがを負った方
74歳以下(85件)の約2.2倍

段差でも、階段でも
ありませんでした。
床の、コードでした。
そして、原因のところに、
こう書いてありました。
「電源コードに
足を取られたり、
カーペットやこたつ、
座布団に引っ掛かって、
転倒に至る事故が
多く見られます。」
対策のところは、
たった一行でした。
「電源コードが
通り道にこないように、
電気製品を
置きましょう。」
「束ねましょう」とは、書かれていませんでした。
「通り道からなくしましょう」と書かれていました。
私は、片づけ方の問題だと思っていたんです。
コードをきれいにまとめれば済む話だと思っていました。読んだあとで、実家の居間をもう一度見に行きました。
束ね方では、なかった。
問題は出典:消費者庁「毎日が#転倒予防の日~できることから転倒予防の取り組みを行いましょう~」参考資料(令和3年10月6日/厚生労働省「人口動態調査」より)、消費者庁「10月10日は『転倒予防の日』、高齢者の転倒事故に注意しましょう!-転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しています-」(令和2年10月8日)。数値は各資料の公表時点のものです。
息子のことも、
書いてありました。
コードを引っぱるのは、うちの子だけではありませんでした。消費者庁には、全国の医療機関からこんな事例が寄せられています。読みながら、あの1時間前のことを思い出しました。
出典:消費者庁「子ども安全メール from 消費者庁 Vol.645 電気ケトル等の湯こぼれによるやけどに注意!」(2024年2月7日)
「電気ケトル等は、
電源コードも含めて
小さなこどもの
手の届かない場所に
置きましょう」
ケトルだけの話ではありませんでした。実家で垂れていたのは、台所のカウンターの充電コードです。父のスマホも、母のタブレットも、いつもそこで充電していました。

大人には、充電の場所。
子どもには、
手が届く高さに
垂れているコードです。
重傷の記録も、
ありました。
製品評価技術基盤機構(NITE)の事故情報には、2022年に大阪府で1歳の女の子が重傷を負った事故が、原因を「電源コードを乳幼児が引っ張った」として記録されています。
出典:NITE「製品安全情報マガジン Vol.495 電気ケトルの事故」(2026年2月24日)それから、
80歳の男性の事例。
母のことを調べていて見つけた、もうひとつの事例です。
「パンを食べようとしてキッチンへ移動したところ、トースターのコードに引っ掛かり転倒して、キッチンで額を打ち出血した」
額、まぶた、頬にけがを負ったと書かれていました。特別なことをしていたわけではありません。朝、パンを焼きに立った。それだけの動作でした。
出典:消費者庁「ご家族など身近な方で高齢者の事故を防止しましょう!」(平成29年9月13日)火のことも、
調べました。
東京消防庁によると、令和6年中に東京都内で起きた電気設備機器による火災は1,781件。都内の全火災4,518件の39.4%にあたり、最近10年間で最も高い割合でした。
(令和6年・東京都内)
10年間で最高
(令和7年・住宅火災)
死傷者数
件数の割に、けがにつながっている項目でした。記録されている原因の多くは、家具の脚に踏まれ続けたコード、折り曲げたまま使われていたコード、ほこりがたまったプラグ。つまり「使い方と手入れ」です。
床にコードがあること自体が、踏まれる機会をつくっていました。
出典:東京消防庁『令和7年版 火災の実態(確定版)』(令和7年12月)、東京消防庁『STOP!住宅火災シリーズ⑤』(令和8年3月発行)。数値は各資料の公表時点のものです。転ぶ、引っぱる、踏まれる。原因の書き方は違っても、出てくる言葉はいつも同じでした。
ぜんぶ、床のコード。
共通していたのは母が寝ているあいだに、実家の中を歩いて、コードと充電器を1本ずつ数えました。毎年帰っている家です。それなのに、何本あるか一度も知らなかったことが、いちばん恥ずかしかったです。
実家と自宅を、数えました。
自宅に帰ってから、同じことをしました。
数は、ほとんど同じでした。「実家は古いから」という話ではありませんでした。

これが、実家の
居間の床です。
母が転んだのは、この写真の左手、部屋の入口のあたりです。「そのうち片づける」と言われ続けて、たぶん8年このままでした。
公的機関が言っていたのは、
結局この5つでした。
- 電源コードを、人が通る場所に出さない床の話
- コードを束ねたまま、折り曲げたまま使わない
- 家具の下や、脚が当たる場所にコードを通さない床の話
- プラグとコンセントのほこりを定期的に取る
- 子どもの手が届く場所に、コードを垂らさない床の話
出典:消費者庁、東京消防庁、製品評価技術基盤機構(NITE)の各注意喚起資料より要約。
「床にコードがある」が前提でした。
全部を守り続けるのは、正直なところ簡単ではありません。実家に月イチで通って掃除できるわけでもありません。
でも、コードの本数そのものが減れば、この3つは考えなくてよくなります。

最初に買ったのは、
結束バンドでした。
床からは、なくなりません。
でも、写真をよく見てください。アダプターが4個、並んでいます。タブレット、時計、ペン、パソコン。1台につき、1個ずつです。浮かせても、差しっぱなしの数は1つも減っていませんでした。——これ、1個にまとまらないのかな。
束ねても、床を横切ったままでした。浮かせても、アダプターは4個のまま。まとめることと、数を減らすことは、別のことでした。
整理じゃない。減らすこと。
必要だったのは
ケーブルが、
本体の中に入っています。
出す。
挿す。
戻す。
選んだ理由はひとつです。コンセント1つで4台ぶんまとまるから。机の上をどれだけ片づけても、アダプターは4個のままでした。それが、1個になります。実家の居間も、うちのリビングも、コードが多いのは「充電するものが多いから」でした。充電器ごとに1本ずつコードが出るなら、数そのものをまとめればいい——そう思ったんです。

必要なぶんだけ、出す
内蔵ケーブルは約65cmまで伸びて、途中の位置で止まります。座って使うぶんだけ出せば、使わない分が床にたるみません。
約65cm・段階で止まる
コンセント1つで、4台
内蔵ケーブル2本に加えて、USB-CとUSB-Aの差込口が2つ。実家では、母のスマホ・父のスマホ・タブレット・補聴器の充電器をここにまとめました。
延長タップが不要に
使い終わったら、戻す
ケーブルは本体の中へ。床に何も残らないので、またぐものも、引っぱるものも、なくなります。私にはここがいちばん大きかったです。
床のコード 0本買う前に知っておいたほうがいいと思ったことを、3つ書きます。
- 4台同時だと、1台あたりは遅くなります 45Wは1台だけ使ったときの最大値です。4台つなぐと分け合うので、それぞれはゆっくりになります。「夜つないで朝はずす」使い方なら気になりませんが、日中に急いで充電したいときは台数を絞ってください。
- 内蔵のLightningケーブルは、最大12Wです 急速充電になるのはType-C側だけです。Lightning側は45Wにはなりません。ここは買う前に知っておいてほしいところです。
- ケーブルは約65cmまでです コンセントから座る場所までが65cmを超える部屋では、届きません。実家の寝室は枕元にコンセントがあったので足りましたが、置き場所は先に測るのがおすすめです。
これまで
今
先に実家に1台つけて、そのあと自宅にも入れました。古い充電器と、被覆が傷んでいたケーブルは、そのときにまとめて処分しました。
ひとつだけ失敗したのは買い方です。セットのほうが1台ずつ買うより安かったのに、私は1台買って、あとから足しました。最初から実家の分と自宅の分をまとめて頼めばよかったと、今でも思っています。
次に実家へ帰る方は、
2か所だけ見てください。
全部やる必要はありません。母が転んだのは、この2か所のうちの1つ目でした。
- 玄関から台所までの床を、コードが横切っていないか
- 座る場所の前に、延長コードが通っていないか
消費者庁の資料には、「転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しています」と書かれています。住み慣れている、というのは、気をつけなくなる、ということでもありました。
私は結局、実家の居間と、自宅のリビングに1台ずつ置きました。実家の分は、母に渡すときに「充電はここにまとめてね」と言うだけで済みました。
出典:消費者庁「10月10日は『転倒予防の日』、高齢者の転倒事故に注意しましょう!」(令和2年10月8日)買った人の、
正直な声。
お客様の声
これ1台でまとめて対応できる
家族それぞれ使う端末が違うのですが、これ1台でまとめて対応できるので便利です。リビング用として毎日使っています。
Aki
コードが邪魔にならず快適です
差し込んだままでもケーブルをサッと引き出せて、とても便利です。使わない時はすっきり収納できるので、コードが邪魔にならず快適です。
吉田
複数の充電器を置くよりはずっとスッキリ
機能面はかなり満足しています。デスクの上に置くと少し存在感はありますが、複数の充電器を置くよりはずっとスッキリします。
Kimura
複数の機器を一か所で管理できる
最初は普通の充電器との違いが分かりませんでしたが、使ってみると複数の機器を一か所で管理できるのがかなり便利でした。
鈴木
もう少し軽ければさらに嬉しかった
機能や使いやすさには満足しています。持ち運ぶこともありますが、もう少し軽ければさらに嬉しかったです。それ以外は特に不満はありません。
Hiroshi
コンセント周りがかなり使いやすく
以前は充電器を何個も差していましたが、これに替えてからコンセント周りがかなり使いやすくなりました。見た目もスッキリしています。
Mori***ta
※内容は個人の使用感であり、同様の効果を保証するものではありません。
※掲載しているレビューは、当店でご購入いただいたお客様から実際に寄せられたものです。一部を抜粋して掲載しています(本文は改変しておりません)。
よく聞かれる
ご質問
Q & A
4台同時につないで大丈夫ですか?
内蔵ケーブルはどちらを選べばいいですか?
高齢の親でも使えますか?
実家に直接送ることはできますか?
ケーブルが伸びすぎたり、たるんだりしませんか?
ノートPCも充電できますか?
これを使えば、転倒や火災は防げますか?

まずは、床から。
長い記事を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。全部を真似する必要はありません。でも今日、ソファの前と、部屋の入口の床だけは、一度見てみてください。母が転んだのは、そこでした。
私が買ったときの価格
実家の分もつけるつもりなら、最初からセットのほうが安いです。私はそこで失敗しました。
ただ、これは私が買ったときの価格です。今も同じかどうかは分からないので、公式ページで現在の価格を確認してみてください。
群馬県在住。4人暮らし(1歳・5歳)。実家は同じ県内で、両親が2人で暮らしています。暮らしの中で起きたことと、そのあと調べたことを書いています。
※本記事は、ラクチャージの広告です。記事内の体験は、実際に寄せられたお声をもとに構成したものです。
※本製品は、転倒・やけど・火災・感電などの事故を防止する製品ではありません。
※本記事で引用した公的機関は、本製品を推奨・認証・試験したものではありません。
※記事内の統計・事故事例は、消費者庁「10月10日は『転倒予防の日』、高齢者の転倒事故に注意しましょう!」(令和2年10月8日)、同「毎日が#転倒予防の日」参考資料(令和3年10月6日/厚生労働省「人口動態調査」より)、同「ご家族など身近な方で高齢者の事故を防止しましょう!」(平成29年9月13日)、同「子ども安全メール from 消費者庁 Vol.645」(2024年2月7日)、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「製品安全情報マガジン Vol.495」(2026年2月24日)、東京消防庁『令和7年版 火災の実態(確定版)』(令和7年12月)・『STOP!住宅火災シリーズ⑤』(令和8年3月発行)に基づいています。数値は各資料の公表時点のものです。
※記事内の事故事例は、各公的機関が公表した実在の事例の要約です。個別のご家庭の状況を保証するものではありません。
※電源タップの多重使用(たこ足配線)、被覆が損傷したケーブルの使用、床を横断させた配線、子どもの手が届く場所への電気製品の放置は、本製品の使用有無にかかわらずお控えください。
※出力値は単体使用時の最大値です(内蔵Type-C 最大45W / 内蔵Lightning 最大12W / USB-Cポート 最大15W / USB-Aポート 最大12W)。複数台を同時に接続した場合、1台あたりの出力は低下します。
※対応機種・必要W数はお使いの端末の仕様をご確認ください。
※価格・在庫・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は商品ページをご確認ください。
※画像の一部はイメージおよび再現写真です。